「青春18きっぷ」は来春以降も発売

すでに先週の19日に発表があったようで、なかなか書けずじまいでしたが、
北陸新幹線開業後に北陸本線信越本線などの在来線がJRから分離されるため
この扱いで青春18の存続が危ぶまれていましたが、
あっさり来春以降の存続・発売が決まったようです。
来春以降の発売期間と利用期間は以下の通り。
〔春季〕
発売期間:平成27年2月20日平成27年3月31日
利用期間:平成27年3月 1日〜平成27年4月10日
〔夏季〕
発売期間:平成27年7月 1日〜平成27年8月31日
利用期間:平成27年7月20日平成27年9月10日
〔冬季〕
発売期間:平成27年12月 1日〜平成27年12月31日
利用期間:平成27年12月10日〜平成28年1月10日


28年春季以降は北海道新幹線開業に伴う調整もありましょうが、
27年冬季まではあっさり発表されました。
で、気になる青春18で乗車できる第3セクターの特例区間ですが、
あいの風とやま鉄道富山〜高岡間とIRいしかわ鉄道金沢〜津幡間が認められるそうです。
この場合途中下車できるのは富山・高岡・金沢・津幡のみで
JR線で孤立してしまう氷見線城端線七尾線への配慮でしょう。
ただしそれ以外の区間しなの鉄道えちごトキめき鉄道では乗車が認められず、
津幡〜高岡間や富山〜糸魚川直江津間などは利用できません。
また金沢から高岡へ向かう場合は、いったん津幡で下車して切符を買いなおさせねば
金沢〜高岡間の乗車券が別途必要になってしまい負担増になります。
それに津幡〜高岡間で検札しない限り、伊勢鉄道北越急行のように
青春18」でそのままスルーされてしまうことになりかねません。
このあたり第3セクターは不正乗車を防止し切れず
青春18」ユーザーの良心に委ねられることになりそうですが、
ここで不正をしてしまうと、「青春18」存続に対し危機的状況になってしまうので、
どうか不正乗車だけは止めてほしいものです。
ということで一応3月1〜13日の転換前の北陸本線は利用できることになりますが、
やはりこの時期になると葬式鉄も殺到しそうですね。
でももしこの前半を有効に活かせるとすれば、
来春の青春18は2冊は軽く消化できそうです。
あとの問題は北海道新幹線開業後の道南いさりび鉄道の扱い。
いやここの乗車認めてくれないとJR線が分断されてしまうのですが
その前に蟹田木古内は特急がなくなったらどうするつもりなのでしょうか?
そして最後の定期夜行急行「はなます」の扱いはいかに?


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