レイルウェイ・ライター種村直樹先生逝く

shugoro2014-11-07

本日夜から夜行バスで出かけなくてはならないため
出立の準備と掃除で1日バタバタしてしまいました。
なんだかんだいって請求書を2通出したら
消費増税前の80円切手がようやくのうなりました。
結構たくさん残っていたのですが、原稿の送付で大量に消費したので
かえって補足の2円のウサギ切手が余ってしまったほどです。


とそんなくだらない日常の話題で埋めるつもりでしたが、
昨夜の段階で知った訃報もすでに他のブログでも公になっているので書きます。
11月6日20時43分、レイルウェイ・ライターの種村直樹先生が亡くなられました。享年78。
種村先生といえば鉄道旅行術の先駆者であり、僕も中学時代からの愛読者でした。
最初に先生にお会いしたのが92年のどん行会会津中川駅前の今はなき沼沢温泉
幹事が種村先生でした。第一印象はとにかくパワフルな方で
本を読んでいた頃のイメージとはずいぶんかけ離れていました。
ちょうどその頃、前にいた編集プロダクションが起業した当初で
種村先生はその祝と云わんばかりに仕事を出してくださり、
徳間書店『駅前温泉汽車の旅PARTI・II』『「青春18きっぷ」の旅II』ではお世話になりました。
レイルウェイライター30周年の記念式典についた貴重な本もあります。
退社して独立後、竹ノ塚へ挨拶に行ったことはありましたが、
その後は仕事では直接関わることはありませんでした。
それでもどん行会ではいつもご一緒し、元気だった頃の先生と
宴会のひとときが楽しめたのもよき思い出です。
60代になってもいつも若いヤングを先導し、多くの業界人を育てた功労者でした。
先生は2000年にクモ膜下出血で倒れ、その後も復帰しましたが、
復帰後は文章に精彩を欠くようになり、2006年でジャーナルの連載も打ち切られています。
もうこの頃になると読者離れも進んでいたのか読者からの批判も多くなり、
それはよく2chのネタにされてもいましたが、腹立たしいのは担当編集者でした。
一介の編集者なら文章を読んで、その文体や誤字脱字を直すはず。
復刻した『旅と鉄道』の原稿もそうでしたが、精彩を欠いたままの記事がそのまま掲載され、
それを悪意の読者がまた2chのネタにしてピエロにする。
この件で一度「何故直さない」と問い詰めたことがあったのですが、
「直すと怒られるから」と担当編集者。といってももうそんな元気はなかったはずですし、
きちっと事情を説明すれば先生だって分かってくれたはず。
なんかわざと精彩の欠いた文章を掲載して悪意の読者を喜ばせていた感は
すでに出版界の凋落編集者の質低下を物語っていました。
種村先生に最後にお会いしたのは2009年6月6日の外周の旅GOALで
他の方々のサポートがあったとはいえ、病身をおしてよくぞ日本橋に戻ってきてくれた感動の一瞬でした。
冒頭写真はそのときにインタビューを受けた先生です。
その後も脳出血で倒れながらも担当した『新幹線の運転』では帯にコメントをいただきました。
そして昨年『旅と鉄道』の増刊号で特集が組まれたときは
もうさすがに本人は書けるような状態ではありませんでしたが
やはりあれだけの功績を挙げた偉大な先生ですから
こうしてメモリアルとして残せたことはよかったと思います。
近況は周囲からも聞かされており、もうさすがに復帰は厳しいだろうといわれ、
いつXデーが来てもおかしくない状況でしたが、やはりその訃報には驚きと悲しみの色は隠せません。
どうか向こうでも汽車旅をお楽しみください。ご冥福をお祈りします。
最後に種村先生&どん行会メンバーで歌ったどん行会の歌でお別れしたいと思います。


本日の木之前葵ちゃん
2Rシャープストン7着シンガリ(7番人気)
4Rショウナンマンボ9着シンガリ(8番人気)
5Rコーリンマレガー3着(4番人気)複勝110円アタリ


名古屋競馬の上半期収支が6億600万円の大幅黒字ということで
ナイター導入にもいい方向に向かっています。
伸び率が南関東のSPAT4の場外発売で飛躍的に伸ばしたようで
ナイターになるとかえって危惧されるのかもしれませんが
それでも本場での売上を伸ばすには、やはりナイター導入が望ましい。
それと、もちろん天使のスマイル木之前葵ちゃんの飛躍的な成長があったのは云うまでもないでしょう。
ただ、あの事故以降、現時点で2勝止まりというのが気がかり。
たしかに新人3名も頭角を現してきつつあるので、簡単に勝たせてもらえなくなったことや
有力馬が新人に向けられている傾向もありますが
名古屋競馬の売上は葵ちゃんの活躍如何に左右されるのは
shugoroの負けっぷりはともかく、全国推定100万はいるかと思われるファンを見ても明らかです。
おそらく南関東のファンもぷりち〜な葵ちゃんの存在は
すでにネット上で普及しているから分かっていたことでしょう。
葵ちゃんが活躍しないと名古屋競馬の未来はないのです。


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