東京競馬場花火大会(7月21日)

shugoro2013-07-23

ようやく連日の写真整理とスタンプやパンフのデータ化が終わりました。
まぁ、花火大会の写真は片っ端から撮りまくりましたが、
三脚など用意しない手持ちでしたので、整理自体にはあまり時間がかかりませんでしたが。
さて、日がずれていますが、21日は競馬終了後に
冒頭写真東京競馬場花火大会へ向かいました。
この東京競馬場花火大会は地元・府中市の広報にチラリと紹介されるだけで、
花火雑誌はもちろんJRAのホームページでも紹介されないのですが、
とにかく30分間に6000発というハイクオリティと聞いていましたので、
毎年何らかの事情で見逃しながらも、何とか一度は見ておきたいと思っていました。
しかし、今回もG君から連絡がなければ
すっかり見落としてしまうほど、この花火大会は情報が少ないのです。
G君とは15年前にA社で競馬関係の書籍を制作していた仲間ですが、
その後はお互いに競馬関係の仕事からは離れ、
年賀状のやりとりはあったものの、競馬場でもすれ違いが多くて会えずじまいでした。
今回はG君と15年ぶりの再会も兼ねて18時頃に行くことにしたのです
花火大会は19時30分からわずか30分ですが、まぁ、時間が短いし、
しょせんは人口25万3000人の府中市のための祭りだから、
そんなに混まないだろうと高を括っていました。

しかし……武蔵野線はそれほど混雑していなかったものの、
府中本町から競馬場へ向かう人の群れ。18時過ぎに東京競馬場に到着したら、
写真のように蟻の入る隙間もないほど超満員!
これってオークスやNHKマイルCなどのGIより客多くない?
放送ではスタンド側はいっぱいなので内馬場への誘導を案内していました。
人ごみを掻き分け、G君が席取してくれた場所へ向かい、ようやく発見できました。
G君は毎年この花火大会に来ているそうで、本日も開門ダッシュしたそうです。
競馬開催のない競馬場に開門ダッシュとは驚きですが、
いくら情報が少ないとはいえ、ネットではすでに有名になっており、
You Tubeなどでは迫力ある動画がいくらでもUPされているわけですから、
府中市以外でも全国から見物客が集まるのは当然で、
まさか開門で場所取りまでが必要になるとは……。
G君、僕を含む自分の趣味の仲間家族の方々のために席を確保してくれ感謝!
自分の娘は熱を出したので奥様と自宅待機だそうで、残念ながら会えませんでしたが。
そのG君、場所取ったあとは花火が始まるまで相当時間があるわけですから、
馬券を買い、持参の酒で飲んだくれてしまったようです。
まぁ、馬券は散財にならず、3連複で高配当を的中させてメデタシでしたが。

陽もすっかり落ちたところで花火がスタート。
第一部グランドオープニングショー花火ファンファーレ(写真左)
第二部夜空に描く光の祭典(写真中央)
第三部東京競馬場開設80周年記念グランドフィナーレ(写真右)
花火クオリティピカイチ!
30分で6000発ですから花火密度も濃いわけで、
なんかこれだけすごい花火大会でTV中継ないのが惜しいぐらいです。
G君も云っていましたが、ふだんのしょぼいGIより集客があるのだから、
これをもっと競馬に活かせればよいのにと思います。
JRA側としてはあくまで地元民だけの祭事のつもりだったんでしょうが、
これだけの観客動員数があるのだから、一過性のイベントにせよ発想を転換すべき。
スタンド内の売店は営業していましたが、やはりもっと出店を出すべきですし、
指定席なども有料で開放すればよいはず。
この場合、馬券5000円以上提示とか、あるいは抽選でもいいから招待にすれば、
明らかに競馬を知らない人でも興味をもつに違いありません。
かつては中山競馬場でも行われていたそうですが、現在はやっていないとか。
競馬場を花火大会の会場にするのはちょうどスタンドから見学できるし、
反対する人も少ないはず。むしろ競馬を一般市民に理解してもらういい機会になると思います。
30分であっという間に花火が終わっても、まぁ超満員の観客帰宅させるのは大変。
京王では臨時列車も出ていたようですが、30分ほど話をしてからG君と競馬場をあとにしました。
まぁその迫力ある映像はこちらでとくとご覧あそばせ
                        


本日はこんな悲しいニュースも。
メイセイオペラでGI制覇、岩手の菅原勲調教師を暴行容疑で逮捕】
23日、岩手県警水沢署は地方競馬通算4127勝を挙げ、
JRAでも1999年フェブラリーSで岩手所属のメイセイオペラでGI制覇を果たした
岩手県競馬組合所属の現役調教師で元騎手の菅原勲容疑者(49)を暴行の容疑で逮捕した。
 菅原容疑者は、23日深夜に岩手県奥州市の飲食店内で酒を飲んでおり、
その際に知人男性に対して殴るなどの暴行を行い、店員が警察に通報。
駆け付けた警官は、暴行容疑で菅原容疑者をその場で現行犯逮捕した。
 逮捕当時、菅原容疑者は酒に酔っていたとみられ、容疑については大筋で認めているという。
 菅原容疑者は、1981年10月に岩手競馬所属で騎手デビュー。
1991年には150勝を挙げて同地区の初のリーディングジョッキーに輝くと、
その後も騎手を引退する2012年3月31日まで同地区のリーディング11回、
地方競馬通算では史上5位の通算4127勝など名手として知られる。
調教師転身後も、昨年は51勝を挙げて同地区5位、
2013年も7月23日現在で15勝を挙げて活躍している。
 JRAの舞台でも、岩手の名馬メイセイオペラで参戦した1999年フェブラリーS(GI)で、
同レース史上唯一の地方所属馬による制覇を果たした
netkeiba.com 7月23日(火)13時19分配信 )


菅原勲騎手については以前にも書きましたが、
まさかこういう全国の地方競馬が廃止の危機に晒されているときに
このような事件を起こしてしまうとは、「何やってんだよ」というのが正直な感想です。
僕は直接会ったことはないのですが、かなりの好人物との噂があっただけに、
やはり酒を飲むと人は豹変してしまうものなのでしょうか。
とくに騎手という職業は減量のため食生活にも厳しい規制を強いられるため、
酒に関しては余計にそうなってしまうのかもしれません。
一部でアンカツを危ぶむ声(笑)もありましたが、
名手であるがゆえに節度ある行動が求められるのは現在の社会では致し方ないことでしょう。
そういう意味ではかつて田原が競馬界で暴君ネロの如くふるまい続け、
平気で黒い交際があった時代のほうが活気があったというのも皮肉ではありますが。
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