『江』第38回「最強の乳母」

本日も写真整理を進めつつ、『江』をタイムリーに観ましたが、
写真整理のほうは別の雑用もあって思うように進まず、本日中に終わりそうにありません。
では、まずは先週のおさらいで、芦田愛菜ちゃんが再登場した
前回の視聴率は……(ドラムロール)……16.4%でした。
露出が少なかったのも禍したか、最後の切り札をもってしても0.8%しか回復しない現実は、
9月30日にクランクアップした『江』の視聴率減に歯止めがかからなくなることが危惧されます。


本題は慶長9年(1604)9月、江に待望の嫡男・竹千代誕生からです。
竹千代誕生と同時に乳母の福(富田靖子)が登場し、竹千代をさらっていってしまいます。
しかし、この富田靖子さんの起用はちょっと失敗しているような気がします。
先に同期の松下由樹さんが『大奥』で福(春日局)を好演しているせいもあって、
比較されてしまうのも仕方ないのですが、
タイトルに「最強」を唄っている割には、大姥局のようなインパクトがありません。
これは富田氏の演技が悪いのではなく、役者設定がかみ合っていない印象がぬぐえないのです。
一方、京都では豊国祭が行われ、豊臣氏の人気がまだ衰えていないとみるや、
家康は次の手段として秀忠に「二代将軍になれ」といいます。
いったんは固辞した秀忠でしたが、江と熱海に療養に行き、
「一日も早く天下が泰平になる」という観点から、
江が秀忠に将軍就任を勧め、ついに秀忠も将軍就任を決意します。
秀忠の将軍宣下を聞き、大坂方は激怒しますが、
ここで福も豊臣家を恨んでいることを吐露し、豊臣家滅亡を画策している様子です。
しかし、これも富田氏のキャラでは、アクの強さが出てこず、辛いものがありますね。
今回の視聴率が余計気がかりです。連休でなかったぶん意外に回復するかもしれませんが。


史跡紀行では江が男子誕生を祈願した寺として奈良市の帯解寺が紹介されました。
当寺は未訪で、最寄のJR桜井線帯解駅無人駅でスタンプがありません。
よって今回は写真とスタンプは割愛させていただきます。


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