普天間基地移設問題と同様、当社も移転問題で悩んでおります。
これまで練馬区西大泉・豊島区南長崎・渋谷区代々木・
新宿区上落合3丁目・中野区東中野と移転し、
現在の上落合2丁目に落ち着いたわけですが、
今までは自分の都合で移転したわけで、家主都合の強制立ち退きは初めてです。
そもそもこちらに事務所移転したのは2006年9月、
1年後の2007年7月には隣が空いたので棲家も引越しました。
毎年の更新は仕方ないにしても、当面移転する予定・計画もなく、
ましてやこの不況下では移転にかかる費用など捻出できるわけありません。
ところが昨年5月に大家さんが亡くなると、
相続税などの問題もあるのでしょう。立ち退きをほのめかしたのです。
耐震強度が基準に達していなかったなどといいつつ。
2007年には新規に浴槽工事まで行っているのだから、
耐震強度など取って付けたような言い訳にすぎず、
それでも立ち退きをさせたいのなら当然、移転補償が絡んできます。
ところがこの物件を管理する不動産屋の応対のいい加減さにうんざりしています。
以前にもガス警報機の取り付け対応が遅れ、
東京ガスに余計な支払いをさせられてしまったのですが、
今回も年末に立ち退きの封書が来ただけ。
むろん、他の住人だって「補償がなければ出て行かない」と言っています。
こちらも「移転にかかる補償金額を提示して解決の糸口をみつけてほしい」と
云ったにもかかわらず、この不動産屋は1月に「新しい物件を見つけてから」と
ええころ加減なことを云い、未だ何の解決の糸口が見えてきません。
正直、この不動産屋との付き合いは今後はないというのはたしかにしろ、
移転にかかる補償額の提示がない限りは動けないのです。
こういう中途半端にされると、いろいろと不都合が生じます。
たとえば複合機、もうさすがにガタが来ているので、
カラーコピー機をリースで導入したいのですが、
複合機の移転は引越し屋の管轄外で移転費用も4〜5万かかります。
ですから、この時点では複合機の更新もできず、
他の契約も止まったままになっているものが多数あるのです。
思えば新宿圏内の上落合に来たのが2001年10月でした。
飲食店が少ないなど、多少の不便はありましたが、
交通の便などの立地条件はなかなかのものでした。
このエリアを去ることになれば電話番号も変わるし、
諸手続きもすべてやり直さなければなりません。
移転を機にしなければならないこともいっぱいですが、
仕事との兼ね合いもあるので、解決の糸口が見えねばどうすることもできないのです。
≪追悼≫
3日に97年の皐月賞・日本ダービーの2冠馬サニーブライアンが
病気のため、繋養先の北海道浦河町のうらかわ優駿ビレッジ「アエル」で
亡くなったそうです。18歳。サニーブライアンといえば、
今はなきCBスタッドを取材した時も話題になっていましたね。
でも、大西騎手にGIを獲らせた馬でもありますが、
逃げ馬と云ってもミホノブルボンのようなインパクトはなかったな。
引退後はアロースタッドで種牡馬になり、
カゼニフカレテ・グランリーオの重賞勝馬を出しましたが、
2007年には種牡馬を引退し、「アエル」に移って去勢され、
余生を過ごしていたようです。結局、引退後は一度も逢えなかったけど。
ご冥福をお祈りいたします。