ダート馬ではダメなのか……

1月30日には92年の秋の天皇賞レッツゴーターキン
24歳で亡くなったかと思えば、本日もGI馬2頭が引退。
競馬の消長って本当に早いものだ。

 (写真/JRA)

まずはサクセスブロッケン(牡6/栗東藤原英昭厩舎)の引退から。
この馬絡みの予想では3勝10敗と相性が無茶苦茶悪かった。
しかもダート4連勝してダービーにも出走してきたもんだから、
思わず本命に推して泣いた。ダービーでは3番人気でビリケツ
これで芝への適性を諦め、芝ではこの一戦しか走っていない。
それにしてもブルーコンコルドの時もそうだが、
ダートGI7冠馬でも種牡馬になれないのだから、
しょせん交流GIなどGII以下の扱いでしかないのだが、
サクセスブロッケンは09年のフェブラリーSを勝っている。
交流GIも2勝。でも種牡馬にはなれず乗馬とは。
一時はダート最強馬だったのに、やっぱりダート馬では辛いのか……。
ただ、東京競馬場誘導馬の道を歩むそうなので、
競馬ファンには楽しみが増えることであろう。
公式予想ではハズレてしまったが、09年暮れの東京大賞典は獲らせてもらった。
通算19戦7勝(地方8戦2勝)。お疲れ様でした!


 (写真/JRA)

続いてファイングレイン(牡8/栗東・長浜厩舎)も引退。
この馬は結構予想で推していたのだが、1勝8敗とサクセス以上に泣かされた。
唯一的中させたのはニュージーランドTのみ。
大体、3連勝で08年の高松宮記念を制した時は買っておらず、
それ以降の勝ち星はなし。そろそろそろそろと思い買い続けていたのだが、
結局は来ないままの引退かよ! 今どき高松宮記念のGI1勝程度ではと思うが、
こちらはフランスで種牡馬になるようだ。
日本でなくフランスというのが、どこかで伝手でもあったのだろうか。
通算30戦5勝(うち地方1戦0勝)。この馬はダートでは地方の交流GIII一戦のみ。
ダートの適性はなかったようだ。フランスへ行ってしまうともう会えないね。
まぁ、産駒が海外から日本へ参戦してくれれば楽しいのだが。
こちらもお疲れ様でした!


【人気blogランキングへ】