『龍馬伝』第7回「遥かなるヌーヨーカ」

今回は史実ではほとんど龍馬の記録のない安政元〜2年(1854〜55)の話。
まさか帰郷から父の死で1回分使うとは思ってもみませんでしたが、
初顔は河田小龍リリー・フランキー)と近藤長次郎大泉洋)。
弥太郎が加尾にプロポーズするも龍馬のためにふられ、
怒り心頭になっているタイミングで龍馬がやってきます。
で、弥太郎とともに河田小龍先生のところへ行く。そこで近藤長次郎とも会う設定。
ジョン万次郎から聞き書きした『漂巽紀略』を記した河田先生、
「ニューヨーク」を「ヌーヨーカ」と云っていましたが、当時はそのような発音しかできなかったわけです。
河田小龍のところには武市半平太も来ていますが、
龍馬と方向性が違ってくることもあってだんだん人相が変わってきています。
黒船を見たという龍馬に興味をもった河田小龍は龍馬の家に訪ねてきて居候。
そんなとき父八平が倒れてしまいます。
まぁ、今回はどちらかといえばファミリードラマの様相を呈して、
僕的にはあまりおもしろくない回ですが、やたらネコが登場するのがよかったです。
最後は一家総出で海に出かけ、龍馬は「黒船をつくったら家族乗せて世界を見て回る」と云う。
家族旅行はほのぼのしてていいですが、どうも道徳臭いきらいがありました。
あと関係ないですが、緊急ニュースで東武東上線池袋〜和光市間が人身事故のため運転見合わせの字幕。
東武っていったんこういう事故があると、本当復旧が遅いんです。
昔、下板橋に勤めていたころは何度もこれで泣かされ、JRの代替輸送を利用しました。
いま東武沿線に住んでいないことが救いです。


史跡紀行では今回主役の河田小龍生誕地とはりまや橋が紹介されました。
ここは高知最終日に訪れたところで、生誕地には安徳天皇二位尼を祀る有馬神社の祠もあります。
河田小龍の塾があったといわれる水天宮は登場しませんでしたが、
推定地という不確定要素のため、紹介しなかったのでしょうか?
今回はスタンプはありませんが、河田小龍生誕地とはりまや橋をUPします。

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