『龍馬伝』第5回「黒船と剣」

1月の目標は昨年7月から未整理だった撮影写真の整理でしたが、
ようやく今年撮影のものも整理は終わり、空き容量に余裕ができました。
さて、仕事の本腰はこの批評を書いてからになりますが、
自分がサボっていたせいもあって徹夜だなこりゃ。
それはさておき今回の『龍馬伝』。なかなか演出がすばらしいです。
龍馬が沿岸警固をさぼって黒船を見に行くと、そこには桂小五郎がいる。
で、岸壁の影から現れた黒船。遠近法ですが龍馬の衝撃がうまく描かれていました。
幕府ではアメリカの親書を受け取り、各大名を呼び寄せて大パニック。
今回は龍馬や弥太郎を主役に描くため、幕府や大名はひどい描かれ方ですね。
篤姫』の時よりひどい家定の馬鹿殿ぶり。あっまたアヒルを追いかけています。
で、今回の一番のショックは初登場の山内容堂近藤正臣)と吉田東洋田中泯)。
いくらなんでも老けすぎ〜。当時、容堂27歳、東洋38歳ですよ。
一瞬、前藩主かと思ってしまいました。
しかも、あの人相といい、完全な悪代官と越後屋のノリではないですか。
まぁドラマだから年齢設定など無視されたかもしれませんが、
容堂も東洋も公武合体派とはいえ英明な君臣ですから、あれはひどすぎ。
武市家では半平太の祖母智(菅井きん)の病床シーンがすばらしかったです。
しかし、黒船を見たあと、剣では異国に太刀打ちできないと考える龍馬。
その迷いが定吉に見抜かれ、立会いで打ち倒されてしまいます。
心をどこかにおいてきた龍馬は千葉道場を破門。
最初の剣術修行を終えるタイミングではいい設定でした。
次回は龍馬と吉田松陰の絡みですか。佐久間象山も出てくるかな?


史跡紀行では東京都品川区立会川の龍馬像や浜川砲台跡、土佐藩下屋敷跡などが紹介されました。
あの高知市から寄贈された龍馬像。中は空洞のハリボテですが、
これまでに立会川駅前、浜川砲台跡、北浜川児童遊園と二度も移転し、
そのたびに追加取材に行ってきました。浜川砲台跡も最初は礎石が置いてあるだけでしたが、
少しは整備された感じです。今回はスタンプはありませんが、
龍馬像と浜川運河、浜川砲台跡の写真をUPします。
浜川運河に写っているネコちゃんは、この運河の名物ネコです。

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