すでに７月に入りたまっていた原稿をようやくフィニッシュ！
ひと息ついて本日は19時より京王プラザホテルで行われた
Zero Pageの会社設立記念パーティーに行ってきました。
こちらを主宰する寺崎美保子さんは井上美幸を名乗っていた頃からの古く細く長い付き合い。
出版という悪の道へ引き込んだ張本人は、本当は別の人なのですが、
その方がすでに故人ということもあり、現在は僕ということになっています。
デキの悪い……いえ、器用貧乏な妹弟子とでもしておきましょう。
今回の会社設立は代表取締役の寺崎さんのほかは取締役・監査役などは５人の男性で固めています。
こうなるとアンネットにあるような「へっぽこ女王とゆかいな下僕たち」
失礼、なんかコメディー色が濃く、昔のドリフターズのユニットを思い出してしまいます。
とにかく彼女はしっかり手綱を押さえておかないと暴走してしまうので、
脇がしっかりしている様子。まあ、難航な船出でさながら三沢社長のノアといったところでしょう。
周囲の男性が以前よりもまして痩せてみえるのは気のせいでしょうか。
反面、彼女は以前にまして太きくなっているようです。
彼女と出会ったきっかけは96年末の有馬記念のあとの懇親会のときで、
まだ『競馬フォーラム』の編集部にいて、競馬バブルの時代でした。
その頃、競馬アナウンサー養成講座があり、彼女もそうですが、
僕の同郷のＨ君も生徒として毎週上京して通っていました。
なかなか夢を叶えるのは難しいもの。叶えるより夢破れて去っていった人の多さを痛感します。
このたびのパーティーの司会をつとめたのは元ラジオNIKKEIで中央競馬中継の
実況担当アナウンサーだった宇野和男さん。
アナウンサー養成講座時の講師もつとめ、生徒にも大変面倒見のよい先生と評判を聞いていましたが、
僕は今回が初対面でした。そしてお嬢さんの宇野なおみさんの挨拶も。
あの橋田壽賀子『わたる世間は鬼ばかり』で野々下加津ちゃん演じる女優さんです。
やはりサラブレッドの子はサラブレッドなのですね。
僕は『わた鬼』は観てなかったので、そのことを初めて知った次第ですが……。
少しの間だけでもお話ができたのは貴重な体験でした。
同じく良血の家系に生まれながら突然変異で暴走しまくる巨漢牝馬の寺崎さん。
ミホノブルボンの影響を受け「サラブレッドは血で走らない」なんていいながら、
無理して先頭に立ち骨折してしまったshugoroさん。
いや、むしろ遅咲きすぎたムッシュシェクルといったところでしょうか。
あのＧＩＩ３連勝したときよりも、格上挑戦したときの93年天皇賞。
メジロマックイーンについていき、直線手前で失速したのが僕のイメージに合います。
「ムッシュシェクルはいっぱいになった！」
○地の地方馬では中央で走り続けることも困難で、引退の時期も刻一刻と迫っております。
