江戸東京たてもの園の小出邸(3月2日)

shugoro2008-03-03

以前購入した右のぐるっとパス2007」の使用期限が迫り、
多摩六都科学館江戸東京たてもの園へ行ってきました。
このパスは東京都歴史文化財団が主催するもので、
都営と東京メトロの1日乗車券と美術館・博物館56施設の
入場券あるいは割引券がついたすぐれものです。
有効期間は2カ月しかないので、よほど時間に余裕がない限り、
全部回れないのですが、3施設ぐらい利用すれば十分モトはとれます。
朝は9時30分の開館に合わせて最初に多摩六都科学館へ。
アクセスは不便で中井から西武新宿線で田無まで行き、
そこからコミュニティバスのはなバス(100円)で向かいます。
ここは完全に子ども向け。しかし、スタンプがなく、
プラネタリウムも観たかったのですが、時間がないため1時間ほどで次の目的地へ。
今度は関東バス三鷹駅に出て東小金井駅で下車。
ここからまたもワンコインの100円で乗れるコミュニティのCoCoバスで江戸東京たてもの園へ向かいます。
園内で奇遇にも僕の苗字と同じ小出邸を見つけました。

もちろん、これは僕の家ではありませんし、昔の実家もこんな豪華なつくりではありませんが、
ウチの元の家も納戸がある農家で懐かしく感じる箇所もありました。

小出邸の台所と茶の間ですが、昔の僕の家と似ている部分です。
僕の元の家は明治時代に造られたそうですが、昭和17年(1942)に小牧に移築。
平成元年(1989)まで残っていました。名古屋空港の防音区域のため、
改築も行われたのですが、まだまだ使える屋敷を親父が見栄のために建て替えてしまったのです。
しかし、あとのことを考えず建て替えたため、バリアフリーに対応しておらず、
高齢者しかいないのにかえって不便で暮らしにくい家になってしまいました。
僕は過ごしていた頃の小牧市はまだ昔の農家がたくさんあったものです。
人が住んでいるので仕方ないのですが、今では区画整理もあって古い屋敷はほとんどなくなりました。
江戸東京たてもの園はいろいろな建物内が見学でき楽しめますが、
靴を何度も脱がなくてはいけないのが面倒。サンダルで訪れると便利です。

園内の建物をひととおり見学・撮影したあと、名物のすいとん300円を食します。
終戦後の困窮を連想させるすいとんですが、現在のは昔と比較にならないほど具だくさん。
豚汁にも挑戦したのでお腹いっぱいになりました。
スタンプも2個ありましたが、えどまるのスタンプは四季によって印影が変わりますので、
スタンプコレクターのリピートもしかけています。
本当は取手にも撮影に行くつもりでしたが、たてもの園の見学で時間をとられたため、
撮影は明日に延期し、そのまま事務所に戻りました。


【人気blogランキングへ】